2017年12月1日金曜日

興味と感動と上達



僕はものごとを行う上で一番大事なのはその対象にまず興味を持つことだと思います。

例えばリズム感について。
ギタリストがリズム感を鍛えるならばベースやドラムといったリズム楽器を練習するのが一番てっとり早いです。
ベースならば一つ一つのノートの長さや切り方で随分グルーヴが違ってきますし、エレクトリックベースでゴーストノートを入れていく感覚はギター伴奏にも大いに役にたちます。
そしてドラムは言わずもがな、リズムそのもの。
やはりそれを演奏することでリズムに対する感覚はギターを弾いている時よりも研ぎ澄まされます。

でもただベース弾いたりドラムを叩いたりするだけでは単に8ビートのパターンがわかった、シャッフルのパターンがわかったで終わってしまうかもしれません。
リズムの練習はただパターンを覚えることではないからです。

そこで興味というものがあれば、もっと細かな間とか、プレイヤーごとの特徴とかそういうところに耳がいくようになります。
そして興味があればそうしたものに感動できるようになります。
そうすれば練習していても自ずともっと深く追求したいという欲求が湧いてくるのではないでしょうか。

なので皆さんも興味や感動を覚えたものがあればそれを大切にして欲しいと思いますし、もしそうしたことが苦手なら、興味を持とう!と無理矢理にでも意識してみると心の動きは随分違ってくるはずです。

ちなみに僕は興味を持つの、結構得意な方だと思います。
こうして自認してみることで、もっと積極的に色々トライできる気がするのでそうすることにしています。